背中の寝違いの原因と治し方
背中の寝違いの原因は、首のヘルニアや筋肉の負担、ストレスや内臓疲労が考えられます。
首のヘルニアは背骨の一部である頸椎がずれることなので、ヘルニアであると背中にも痛みが伝わって生じることがあります。
普段は使わない筋肉を使った寝相で寝てしまうと、筋肉に負担がかかって寝違いの原因になるので運動不足によって引きおこることがあります。
枕の高さが高すぎる時、ベッドが硬い時は無理な姿勢で寝ていることが多いので、筋肉にも負担がかかっています。
ストレスが溜まっていると肩や背中の筋肉が緊張して凝ることで、寝違いになることもあります。
肝臓や胃が疲れていると、内臓を支えるその周りの筋肉も疲れてしまいます。
内臓疲労によって、筋肉にも痛みが出ることがあります。
治し方としては、まず湿布で冷やして痛みを取るようにします。
軽症であればなるべく安静にして過ごせば、痛みや違和感なども1日か2日くらいで改善されることが多いです。
寝違いは、筋肉や骨と筋肉をつなぐ役目をしている腱が外的刺激や圧力を受けることや負荷がかかった状態で伸びることで炎症を起こすことなので、少し動かすだけでも痛みが強い時など症状が重い時は整形外科を受診します。
痛み止めや超音波による治療などが行われます。
慢性的な痛みが続く時は、整骨院などでマッサージを受けることも良いと言われています。
症状が軽い時の治し方は、軽くストレッチをすることが効果的です。
片腕を首の後ろに持ってきて、もう片方の手で曲げているほう肘を押さえて下に押すようにストレッチすると背中と首が同時に伸びるので痛みが緩和されやすく血行が良くなるので筋肉の回復を助けます。
片腕をやったらもう片方の腕も同様に行って繰り返しストレッチしていきます。
日頃から筋力トレーニングを行うことで、寝違いもしにくくなるので背筋を中心に鍛えていくことが一番の治し方になります。
筋力トレーニングは2日に1回くらいのペースで行うのが望ましいです。