寝違えで起こる激痛の仕組み
朝起きたら寝違えて首が痛い、なんてことはよくありがちです。
おそらく、多くの人は一度は寝違えた経験があるかと思います、それくらいなりやすい症状なのです。
最悪痛くて起き上がれない、その姿勢のまま何時間も動けない、なんてこともあるので注意が必要です。
さて、その寝違えとはなぜ起きるのでしょうか。
まず、特徴としてはもちろん起床時に痛みを伴うこと。
主に首周りの上部僧帽筋や胸鎖乳突筋などの主要な筋肉が痛みに関係しているのです。
これらが酷いダメージを受けると筋肉が張ってさらに悪い症状になることもあります。
いつもなじんでる布団で特に変わった寝方もしていないのにある日突然激痛が走ってしまうのでしょうか。
実は、正確な仕組みはいまだ解明されいていないのです。
ただ、日ごろの慢性的な疲れがたまりすぎてピークになっているとこういったことが起こりやすいといわれています。
今後さらにこの仕組みについての研究が進んでおり、仕組みが解明されると画期的な治療法もでてくるかもしれません。
寝違えは、主にいくつかの原因があるとされています。
日常的なことから睡眠時の状況まで、細部に渡って原因はちりばめられています。
日頃の肩の凝りやすさや冷え、精神的にストレスがたまりやすい状況がよくある、睡眠中の姿勢が悪い、寝る場所や布団がいつもと違って落ち着かないなどがあります。
特に肩回りの筋肉は適度にほぐしてやる必要があります。
睡眠中の姿勢については、例えば睡眠中にベッドから頭だけはみ出て落ちるとか、不自然に腕が上がったり腕枕状態を何時間もキープして寝てしまうと細かい筋肉が断裂して痛みがでます。
きちんと正しい姿勢で寝れるならよいのですが、寝相のこともあるので意識して治すのはある程度は可能ですが、癖があるとなかなか難しいかもしれません。
肩回りの筋肉をほぐす方法として、シップで冷やしたり痛みの部位を適切に温めたり、温泉効果のある湯船にゆっくりつかるなどがありますが、あまり自分で独自のやり方をすると逆効果ですので注意が必要です。
きちんと専門家に見てもらって最善の方法を教えてもらうとよいでしょう。