寝違えで首腫れが起きた時の対処法
寝違えとは、不自然な姿勢や無理な体勢で寝ることで起きますす。
首腫れが起きるのは、寝ている間に無意識のうちに首の関節や筋肉に負担がかかることで起きると言われています。
症状の現れ方としては、起床時に首を動かしたりひねると痛みが走り動きづらいなどの症状があります。
症状が強い時には、首だけでなく頭痛や背中の痛み、肩こり、手のしびれなどが起きることもあります。
ただの寝違えと言っても、炎症を起こす首腫れや場合によってはしこりが出来ることもあります。
一般的には、短期間で自然となることが多いです。
一週間ほどあれば症状は完全に消えることがほとんどです。
寝違えによる痛みや首腫れの症状が落ちつくまでは、なるべく安静にして患部を無理に動かしたり激しい運動などは控えるようにします。
湿布を貼ると痛みや腫れが改善されやすいので、痛みや腫れが強い場合や広範囲である場合は症状緩和のために湿布を数日使うことも効果的であると言えます。
ただの寝違えだと思っても、頸椎の関節や筋肉、靭帯などの深い部分で炎症が起きていると症状が長引くことがあります。
一週間以上経っても症状が良くならない場合は、日常生活に支障が起きることがあるため整形外科を受診することが望ましいです。
頸部の緊張をほぐすために、筋弛緩薬や消炎鎮痛薬の内服、電気刺激やレーザー照射などの治療法を使いながら痛みも抑えていきます。
場合によっては局部注射や神経ブロック療法なども行われます。
寝違えを予防するには高すぎる枕や硬い枕を使わずに、比較的柔らかく低い枕を使うようにします。
うつ伏せでないようにし、首の周りを冷やさないようにすることも大切です。
また、日頃からストレッチや軽い運動を続けることで体が柔軟になるため予防にもなります。
身体的ストレスや精神的ストレスも要因となることがあるので、長時間同じ姿勢で作業する職業の場合も休憩を入れながら体をほぐすように努めることも必要になります。