寝違えて首が腫れる原因とは
寝相が悪い方や左右のどちらかに負担をかけて寝る癖のある方は、首を寝違える事が多くなります。
寝違えてしまうと痛みが生じますし、場合によっては起き上がることも困難になってしまうことがあります。
また、寝違えてしまった時に首が腫れるケースがあります。
一般的に寝違えただけで首が腫れる事はありませんので、何かの病気の可能性を考えて強い不安を感じる方がいらっしゃいます。
基本的に、寝違えは筋肉が炎症を起こして生じるようになっています。
ただし実際に炎症を起こしているのは筋肉の深部になりますので、通常は目視や手で触って分かるような腫れは無いとされています。
それでも実際に腫れているケースがありますが、その場合は筋肉の硬直が原因になっています。
例えば不自然な体勢で寝ていた場合には、首の一部分だけに負担がかかりその結果として筋肉が硬直してしまいます。
そうなると、しこりの様になりますので首が腫れている様に感じられます。
なお、寝違えと勘違いしている可能性もあります。
この場合には、腫れる原因はリンパ節になります。
リンパ節の腫れは細菌やウィルスと白血球が戦った結果として起こります。
この腫れてしまったリンパ節の近くにある筋肉を動かす事で、リンパ節に刺激が与えられます。
そうすると痛みを感じますので、それが勘違いの原因になるとされています。
またリンパ節が腫れている場合には風邪と同じ症状が見られますので、内科などを受信する必要があります。
ただしリンパ節が原因の場合でも、そうでない場合でも体を休める事が治療の基本になります。
なので無理な運動をしたり、不調を隠して出勤することなどは避けた方が良いとされています。
また肩や腰、背中などに負担がかからない様に、安静にする事も重要なポイントになります。
出来る限り寝ていた方が良いと言えますが、どうしても起き上がって何かをする場合には遠慮せずに周りの人に協力を求める事が必要になると言えます。