寝違えた時に貼る湿布の種類について
朝起きて首が肩を寝違えた時には湿布を貼って、応急処置するのが一般的です。
ただ、湿布にもいくつか種類があるため正しい方を使用することが大切になります。
まず、目に見えて腫れている時や触るとさらに痛みを感じる場合は、筋肉が炎症を起こしている場合があります。
枕が合わなかったり寝相などにより、寝違えたまま数時間経過してしまうことにより起こります。
このような場合は、冷たい湿布を貼ったり、氷や冷やしたタオルなどで炎症部分を直接患部に当てて処置することが大切です。
筋肉の炎症は1週間程度で治まるので、しばらく気を付けて寝たり、重いものを持たないように工夫することが必要になります。
また、筋肉の炎症ではない場合は、肩や首が凝り固まっていることにより寝違えや痛みが起こることがあります。
首や肩の周辺の血流が良くないために起こっている場合があります。
激しい痛みではなく、鈍い痛みの時などは、原因が凝りによるものだと考えられます。
原因が凝りによる痛みの場合は、湿布の種類は冷たいのではなく温かいものを選ぶことが大切です。
血流を浴することによって、筋肉が緩んでいくので治る場合があります。
鈍い痛みの場合は、温かいシャワーを当ててあげたり、お風呂に入ることによって解消できます。
この痛みも、1週間ほどで消えていくので湿布の種類に気を付けて対処してあげることが大切です。
また、日ごろから寝違えないように色々工夫することが必要になります。
根本的に治したいなら、ストレッチなどをして肩や首などをやわらかくしてあげると効果的です。
また日ごろからストレスを抱えていたり、お酒を飲む人はしっかりと寝ることができていない場合があります。
そんな時に自然と無理な恰好で寝てしまい、寝違えが起こってしまうのです。
しっかりと眠ることのできる環境づくりはもちろん、生活を改めると寝違えることも少なくなっていきます。
月に何度も痛みが走る、という人は睡眠の根本的な見直しが必要です。