寝違え 腕にしびれ 原因

寝違えた後に腕にしびれが残る場合は寝違え以外の原因も考えられる

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寝違えてしまった後で、筋肉の痛みとは別に腕にしびれが生じるというケースもあります。
しかし、本来寝違えは筋肉の炎症ですので、神経に障害が生じている証であるしびれを直接的に引き起こすということはありません。
仮に筋肉の炎症が悪化するとしても、その場合は筋肉の損傷に伴う痛みが強くなるのであって、腕にしびれが生じてくることは無いのです。
ですので、寝違えに伴って腕にしびれが生じる場合には、寝違えがきっかけとなって何らかの負荷がかかり、その結果神経障害を発症しているということが考えられるのです。
こういったケースで良くある原因が頸椎椎間板ヘルニアです。
具体的には就寝中、不自然な姿勢で長い時間を過ごしてしまったために首の椎間板がつぶれてしまい、神経を圧迫してしまって神経に障害を引き起こしてしまっているというケースです。
このようなケースでは、筋肉の損傷を回復させたところで、症状が改善することはありません。
ですので、神経系に問題が生じた場合には医師の診察を受けることが肝要なのです。

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医師の診察を受けた結果、椎間板ヘルニアをはじめとする神経系の障害が理由だったとしても、それが直ちに手術を伴うなどといった大事に至るというケースはほとんどありません。
自然治癒によって症状が治まるケースも少なくありませんし、整体などで姿勢や体のバランスを整えることで神経への圧迫が無くなり、症状が改善されるというケースもあります。
とはいえ、本来神経系の障害を直接的に引き起こすものではないはずの寝違えがきっかけでしびれが生じた際には、直接の原因を究明する必要がありますので、医師の診察を受けることが大切なのです。
また、寝違えがきっかけで腕にしびれが生じるということは、それ以前から神経に負荷がかかっていた可能性が少なくありません。
ですから、症状が改善された後も、日頃の姿勢や体のバランスを見直し、負荷を軽減させるために、定期的に整体などに通ったり体操を行うなどのケアをすることと、猫背やいつも同じ側の肩にバッグをかけたりスマートフォンを長時間使用するといった、負荷に繋がりやすい行動を避けるようにすることも大切です。

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